築24年、色々な所に問題が出ています

我が家も今の場所に移ってから、24年くらい経過したと思われます。みなさんは住まいのことでの問題はありませんか。
家の外壁や屋根の塗装は、過去に何度か業者に対応していただいたのですが、中にはちょっと技術的に問題だった業者もいました。でも直近の業者は、すでに塗装から数年経過しますが特に問題なく推移していますので、こちらについてはひと安心しています。
住まいとは別に、脇に独立した建造物としてシャッター付きの物置があるのですが、当初はオートバイを入れるために奮発して立てました。そのオートバイを維持するためのお金も時間も無かった厳しい時代を経験して、今ではただの自転車置き場になっています。
実際には自転車だけでなく、色々な物を保管する物置なので無いと不便なのですが、でも家を建ててからあまり時間を置かずに作った物置なので、塗装の表面は白く粉を吹き、屋根の外側や内側、側面の外壁や内側等にも赤茶けた錆色が目立つようになっています。実は数年前から気になっていて、まとまった時間の取れる時に塗らなければと思いながら、最近販売されている油性、水性の塗料をネットの情報で調べていたのですが、でもなかなか思いきれずに時間のみ経過していました。
痺れを切らした妻からの煽りもあって、今は仕事を離れている良い機会なのでと重い腰を上げました。一般的には錆を落として塗るのが基本で、錆止め塗料と呼ばれる分野の塗料もありますが、Q&Aを見ると錆を取り除いてから塗るのだと書かれています。
その後も色々と調べました。メーカーはアサヒペンですが、中には油性サビ鉄用と呼ばれる分野の塗料もあって、これは錆の上から塗ることができるとメーカーが推奨していますが、赤錆色とか暗緑色の製品しかないようです。でも別の分野の製品なのかな? カラーサビ鉄用と呼ばれる分野の塗料が存在していて、白やアイボリー、グレー、ライトグリーンと明るい色もあるようです。

カラーサビ鉄用

サビの上からそのまま塗れる、上塗り兼用サビ止め塗料

特長
●特殊防錆剤の配合により、サビを落とさずにサビの上から直接塗れます。
●サビ止めと上塗りが同時にできる、速乾性の一回塗り塗料なので、塗装時間を大幅に短縮します。
●シリコンアクリル樹脂が成分なので、耐候性に優れています。
●消防法上の非危険物

ポイント 特殊な強力防錆剤により、サビを落とさずサビ面に直接塗れ、しかも美しいツヤに仕上がる下塗り上塗り兼用の高性能シリコンアクリル樹脂塗料

用途
●鉄製の扉、フェンス、シャッター、パイプ、機械器具、農機具等のあらゆる鉄部、鉄製品の上塗り兼用サビ止め。

 
でも、私が手配したのは別の分野の製品なのかな、『アサヒペン – 油性高耐久アクリルトタン用 – 6KG – ニュークリーム【サビの上からそのまま塗れる】』 となっています。今ひとつ素人には製品系列がわかりづらい。これは最近発売された製品のようですね、多少毒性があって解け出したりするのでしょうか。注意として食品が直接触れない箇所と書かれているようです。

油性高耐久アクリルトタン用 New!

サビの上からそのまま塗れる塗料
プレミアムグレードのトタン用上塗り塗料

特長
●サビの上から直接塗れる、トタン用の高光沢塗料です。
●1回塗りで仕上がりますので作業性が抜群です。
●特殊強化防錆剤がサビの進行を抑え、長期間素材をサビから保護します。
●特殊アクリル樹脂の採用で耐候性が良好です。

ポイント 特殊強力防錆剤の配合により、サビの上から直接塗れ、耐候性に優れた高性能塗料。酸性雨・酸性雪・塩害に強い。特殊強力防錆剤配合

用途
●屋根、とい、ひさし、下見板、へいなどのトタン板、カラートタン、屋外の鉄部や木部

注意 食器などの直接食品等がれるような箇所や、常時水につかるところ、車のマフラーなど耐熱性が必要なところ、自動車・バイクの補修、床面、テーブルの天面には適しません。

 
外の物置なので、好き好んで舐めたりしないし、高耐久となっているので私の用途には最適なのかと思われます。
サビの上から直接塗れると言われても、やはりちょっと心配なので、以前車の塗装に傷が付いて錆びると塗っていたホルツの錆止め液を塗りたいと思いましたが、手持ちのものは残量も少なく蓋が固まって開かなかったのでカー用品店に探しに行きました。たしかホルツ サビチェンジャーと呼ばれていた製品で、このカー用品店で昔購入した記憶があるのですが見つかりませんでした。
しばらく探すと ソフト99 赤サビ転換防錆剤 が置かれていました。見た感じでは液体の色も粘度も同じようで、周囲に別のホルツ製品も見当たらないので、社名が変わったのか会社そのものが無くなったのかと思いました。帰ってから気になってネット検索するとホルツ サビチェンジャーは今でも存在するようでした。薬で言うところのジェネリックなのでしょうか…
サビの上から塗れるとしても、白い粉が吹いたままの傷んだ塗料にそのまま上塗りはできないと思い、表面の拭き取りを行いながら塗ることにしました。


少し古くなった家なので、他にも風呂場のジャロジー窓の開閉で回す取っ手が硬くなっていました。私は何の不便もなく開閉していましたが、妻が回すのが硬くて困難だと言って自分で直そうと努力していたようです。油を注したいと色々と触っていると、ハンドルセットのダイキャストと思われる本体のハンドル取り付け付近が割れてしまいました。
壊れてしまうと硬い以前に開閉も全くできません。ウ~ン参った、保守部品はあるのだろうか、経験がないので何をどうすれば良いのか全くわかりません。窓周辺を見回してもメーカーや型番がわかりません。似たようなジャロジー窓がトイレにも付いているのですが、そっちには窓自体の品名が書かれていました。しかし、形状を比較するとハンドルセットが異なるようです。
藁にもすがる気持ちでネットのハンドルセットやジャロジー窓(ルーバー窓)を調べていると 明治アルミ ジャロジー窓 修理用部品オペレーター ハンドルセット を見付けました。えっ…形状も固定するネジの間隔も数も同じように見える…でも 明治アルミ って知らないけど…???
調べると トーヨーサッシが見つかり、三和シャッターとかトステム、とか昔時々目にしていた会社名が見付かりましたが、現在は株式会社LIXIL となっているようです。初めて目にする社名で知りませんでしたが、色々調べていると交換部品はこれで間違いないと確信できました。部品としては税抜き 7,600円+税+送料が加わり少々高価ですが、背に腹は変えられないと購入手続きし、物は届いて交換しました。結果はスムーズな動きに戻り見た目も若返ったようです。なお、添付されていた交換方法の説明図には三和シャッターのロゴが書かれていました。
忘れる前にオペレーター ハンドルセットの品番を記述しておきます。 S6055R 色が白だと頭に W が付くのでしょうか、説明図には手書きで追記されているのが、WS-6055R となっていました。


次は何が壊れるのかヒヤヒヤです。明日以降も物置の塗装の続きをします。しばらくはこの作業が続くだろうと思っています。
青木ヶ原樹海を歩きたいのですが、少しの間お預けです。


昨日物置の塗装を行いました。まだ内装には手が回りませんが、屋根と側面は塗り終えました。これで一安心といったところです。妻は少しせっかちな性格を一部遺伝しているようで、風があるにもかかわらず煽られてしまい半分諦めて作業したのですが、重力に引かれて塗料が垂れるのは仕方がないことですが、風で垂れるというか、たなびくというか、風下には細かい粒子状に飛び散っていて、広い範囲に糸状の塗料や点状の塗料が付着していました。
蜘蛛が糸を出し風を利用して広い範囲に巣を作るのは時々目にしますが、塗料を染み込ませた刷毛から小さな玉が糸を引いて横に伸びていく様は、まるで沢山の蜘蛛が一斉に活動しているようでした。普段塗装なんて経験しない私としては悪夢を見ているようでした。その後の作業は気を使いながら進めましたが、でも風下の飛散は悲惨です。
塗るのも大変で時間が掛かりましたが、飛散した塗料の掃除の方が労力も時間も掛かり大変でした。遠くの細かい点を気にし出したら切りがないほど、広範囲に遠くまで付着しているので、ある程度で諦めました。数メートル離れた場所に置いた妻の車は無残なほどの細かい塗料に覆われていました。
エアーガンで塗装するなら周りに飛ぶのが想像できますが、刷毛塗りやローラー塗りで広い周囲に飛散することは想像していませんでした。今回は隣の家との境界にあるフェンスを取り外しての作業だったので短期間で済ませたい意向もあっての強硬でしたが、風の静かな時に塗装しないと二次被害が大きいという教訓です。
これから内側も塗らなければならないのですが、すでに置かれているものも多く、少しずつ中の物を移動しながら場所を確保して塗ることになると思います。…物を移動するならついでに床も塗装したいと考えてしまいます。