連動地図の機能を拡張

山歩きでは地理院の地形図

私が古くから公開していたプライベート写真のページですが、撮影場所や移動経路をマークして表示できるグーグルマップを組込んでいます。しかし山歩きではちょっと役不足のようですね、やはり国土地理院の紙地図で提供されていたあの地形図の 1/25,000 が何と言っても最適な気がします。

一長一短で、地形図も万能ではない

ただ、国土地理院の地形図が万能かと言うと難しく、市街地や郊外、山の地形と色々な場面で一長一短があって、一意に決めるのは難しいのが現状です。

技術的な知識不足も能力不足もあって、その辺りをずっと悩んでいました。そして何とかオープンストリートマップと国土地理院の地図を表示する事ができ、次のステップで念願だった国土地理院の地形図をオーバーレイで重ねて表示できる機能を知り、今回の改良に至りました。

色々な地図に地理院の地形図を重ねると最強

改良してみて、色々な地図とのオーバーレイで感じることは、望んでいた地図はこれだと思いました。

グーグルの標準 [地図] や [地図+写真]、 グーグルの地形図 [☑地形]、 オープンストリートマップ [OSM地図]、 国土地理院の地形図 [地理院]、 国土地理院の航空写真 [地理院 航] と選択はありますが、これらと 地理院の地形図 を重ねてみるとなかなか興味深い結果となりました。

昔の写真を掘り起こすように開いてみると、しみじみと地図に見入ってしまいます。

グーグル地図は、右上に配置されている破線で描いたような のボタンで、全画面の地図に移動できますので、広い画面で地図を楽しむことができます。逆に戻ることもできるのでとても便利です。

最近の地図について

ネット上で広く利用されている地図には、グーグルマップやヤフー地図とか色々なものがあります。私も利用方法がネット上に公開されたこともあり、それより先に公開していたプライベート写真にグーグルマップを連動させる処理を追加してきました。

2018年からグーグルマップが有料に

グーグルマップは色々な機能のAPIがあって、移動した軌跡や写真の撮影場所が簡単に表現できる便利さから利用を始めましたが、昨年から利用が有料に移行したこともあり、状況の推移を見守っていました。

無料の地図システムもあるようです

地図を無料でネット公開のページに組込み利用できるリーフレットと呼ばれる地図表示システムも開発されていて利用されているようです。そこに、オープンストリートマップ国土地理院の地図のように、利用条件に依っては無料で利用できる地図を組み合わせることで、有料のグーグルマップの利用を回避することもできます。

私も無料化を検討したのですが、グーグルマップはさすがに有料なこともあって、住所を取得や指定をしたり、経度と緯度の操作を行うAPIが充実してることもあって、現状は継続利用しています。

私も無料の地図を利用してみる

今更とは思いますが、利用方法が分かりやすく説明されていることもあって、私がグーグルマップに写真を連動している機能の中にもオープンストリートマップと国土地理院の地図が選択できるように改良してみました。

やはり山歩きや散策では国土地理院の地図

グーグルマップは良くできていると思いますが、山を歩いたり例えば霧ヶ峰高原を散策したりした時に、後から歩いた軌跡を辿って見ても、若い頃にお世話になったあの国土地理院の 1/25,000 の紙地図のような細かい表現はなく、のっぺりしているのが物足りなく感じていました。

ただグーグルマップは凄いです。最近になって感じたことですが、自宅周辺の地図のポイントから住所を拾ってみたのですが、『何番地の何』か、まで正確に表示してました。 ! グーグル恐るべし !

グーグルマップのセキュリティアップ?

ぃやぁ〜参りました。
自分の写真を以前から公開していますが、その中で撮影地点の確認と移動の経路を軌跡として描画表示するために、グーグルマップを利用させて頂いてます。
公開前の編集時点では、手元のノートパソコンを利用して、以前はそのURI サーバー名を http://localhost/ として記述して、自分自身のノートパソコン内で起動しているウェブサーバーを指定していました。
その中でグーグルマップに表示させる情報も編集していて、データの作成と確認ができてから、問題ない状態になった時点で公開サーバーに転送していました。
最近になってだろうと思うのですが、localhost ではサーバー名が不適だとして、エラーになっているようで、マップ表示が出来なくなっていて、編集や確認が出来なくて困りました。
仕方なく公開しているサーバー名の URI を含ませた名前で、適当にデバッグ用のサーバー名を考えて、apache2 の定義を少し直して、最近では触ることの無かった /etc/hosts に、自分自身のループバック 127.0.0.1 として追加して、急遽対応しました。
取敢えず対処できたので、問題はなかったのですが、一時は状況がわからずに焦りました。
セキュリティ向上の一環なのでしょうか?
そして 1日2日経過した頃に、再び手直しでもしようかと思い操作すると、今度は擬似サーバー名でもグーグルマップが利用できなくなっているようでした。これは困ったことです。
仕方なく、公開サーバー名で自分自身のウェブサーバーにアクセスするように /etc/hosts を編集して確認すると、全く問題なくグーグルマップが表示されました。セキュリティでは色々な問題があるので強化は仕方がないことですが、どのように編集して公開するか悩みます。
それと、公開サーバーは他にも問題を抱えていて、スクリプトを自分で組んで公開していますが、自分で組んだとしても作ってから年月が経ち記憶が薄れ、肉体は老朽化が進み頭の回転は遅くなり、最近は HTML5 CSS3 とかも一般化してきたようで、利用している jQueryライブラリも時代に合わせ進化しているようで、見直してどうにか手を加えようと考えているのですが、思うように進められていないのが現状です。


以下は、後から追加 2017-09-16
今現在は、 http://localhost/ でのアクセスでも、グーグルマップが起動されて正常に利用できているようです。数日前のゴタゴタは何だったのでしょうか。
グーグルでの単なるミスだったのでしょうか、ミスはどこでも起きますから、私なんて時々ミスしてリカバリーに追われることがあります。グーグルマップの利用では、過去にも利用できなくて、それに吊られるように他の機能も利用できなくなって、仕方なくグーグルマップ機能を切り離すオプションを追加したこともありました。
その時には、数日待ってから確認すると、特に問題もなく利用できていましたので、今回もあり得ることだとは思っていたのですが、セキュリティのポリシーが変更になったのかと考えたのと、早めに公開写真の編集を終わらせたかったので仕方なく対応していました。