昔は身近に居たような野鳥のスズメですが、最近目にする機会がめっきり減っているような気がします。
家の様式が大きく変わっているのも一因でしょうが、それだけではなくて個体数が減っているのかと思っていました。
時々は数羽のスズメを庭先で見たり、換気扇の中に入り込んでいたりもしましたが、でも鳴き声が少ないと感じていました。
たまたま機会があって、刈り取った田の近くを早朝に歩いたのですが、スズメの大群が全体で統制が取れた動きで一斉に移動しながら集まっています。
どのくらいの数なのだろうと気になって、10羽を確認するとほんの一点の小さな範囲でしかなく、同じイメージで範囲を広げて20羽 50羽…と、倍で100羽です。全体数のイメージでは400羽とか500羽の数が集まっている様な気がしました。
あまり意識していなかったのですが、昔とはスズメのイメージが変わりますね、居るところには居るのがわかりました。こんなに集まっていて餌とかの問題はないのかな、分けあいながら集団生活しているのでしょうか。
こんなに大きな集団で集まっていて、何を食べて何処に住んでいるのか気になってしまいます。
田舎のスズメは昔から野生の普通のスズメなので、スズメから人に近づくことはなく、人が寄っても逃げていく昔からの習性のまま変化がなくて、それが何となく安心していられるのですが、昔仕事で木場に通っていた時期があって、そこでのスズメは違っていました。
昼飯は近くの飲食店で済ませていましたが、飽きるので天気の良い日に時々弁当を買って木場公園のベンチに行き、日向ぼっこしながら食べることがありましたが、スズメが近くに来て食べたそうに見ているのです。
ちょっと離れた場所にご飯を少し分けてやると食べるのです。都会のスズメは随分人馴れしているなと思いました。まるで鳩のようです。
それだけなら驚くこともありませんが、手の届く位の近くに寄ってきて催促されたのには驚きました。都会のスズメは学習していて賢いのだと感心したことがありました。
スズメを見ると思い出す懐かしい記憶です。