今回のVista作業の開始時に、ネットワークがipv4のアドレスを自動取得できなくて、少し不都合だったため固定アドレスを強制的に割振り、ipv4をipv6より優先しようとコマンドを叩いたら、最初の一行目以外は受付けなくなり他の設定が消去されてしまいました。最後にそれの修復とDHCPからipv4のアドレスが取得できている確認を行いました。
ウイルス対策ソフトをマイクロソフトの無償のEssentialに入れ替えて、重要な更新プログラムを全て適用しました。あと残っているのは、Adobe Reader 7 です。直接アップグレードする経路は無いらしく、Adobe系のページに入るとIE9以前のブラウザはサポートしない旨の画面が出て拒否されました。
仕方なくIEについて調べましたが、9の後は11なのでしょうか、深くは確認しませんでしたが、11 以降は、Windows 7 から?
Vistaの公式ブラウザは、IE9 だとマイクロソフトのページに書かれていました。仕方なく適当なキーワード検索で行き着いたページからReaderをダウンロードしました。Adobe Reader 10 です。ダウンロードは別に Google Toolber と Google Chrome が勝手に入りました。
私が公開している写真のページも、グーグルマップと連携させている処理ではメモリが足りなくなるらしく、スワップがフル稼働してフリーズ状態になってしまうようです。あとは対策として実装メモリを倍の2GBにしてみるだけですね。
折角なので勝手に導入されたブラウザのGoogle Chrome を起動して、動作確認を考えたのですが、全く動きませんでした。仕方なくアンインストールを行い、インストールを再実行して無事に立ち上げができることを確認しました。
業界でメジャーなブラウザの3種類がともに、メモリが1GBしかないVistaにセットアップされて、動作を比較できる幸運な機会です。これを逃したら次はないと思われる幸運です。そこで、自分が公開している写真のページをグーグルマップと連携して各ブラウザで表示してみました。
検証の画面は1ヶ月半滞在した2015年の北海道のメニューです。ここではグーグルマップ上に、210ファイルにもなってしまったGPSの走行軌跡を重ねて表示しています。結論からWindows付属のIE9では、途中でフリーズして他の機能も動作しないほどの状況になり、強制終了させるタスクマネージャーまで動かせないような、システム全体がフリーズ状態になってしまいます。
FirefoxとChromeでは共に最後まで動作して、期待する表示になりました。CPUが100%を示して長時間そのままになることはないようです。リソース不足の機器で利用するには理想的なブラウザでしょうか。
動作する2つのブラウザを、今のVistaの状態で、全てのGPS軌跡を描き終える時間として、2回づつ計4回で計測してみました。微妙な数値の違いは手順に慣れるまでの誤差が、その違いに影響しただけだと思われます。FirefoxとChromeは、ほとんど同じ時間で描き終えます。これ程まで同じ時間とは想像していませんでした。
IE9: 動作不能、計測不可
Firefox: 3:10 3:05 3:05 3:04
Chrome: 3:05 3:04 3:05 3:04
次に無償のアップグレードで、Windows 10 に変更した Acer AspireRevo ASR3610 を使い同じページを計測してみます。
IE11: 3:15 3:14 3:11 3:16
Firefox: 3:10 3:08 3:05 3:23
Chrome: 3:28 3:28 3:10 3:32
全体的に少し遅いような気がしますが、どのブラウザも大きな差が出ていないですね、サーバーとのデータ転送の時間がそのままに現れているように見て取れます。