ラズパイで共有サーバー

前回で記述している初期のラズパイ1B+に、デスクトップ用のOS Raspbianをセットアップして、バッテリーバックアップモジュールと2.5インチHDDを組合せて、ネットワーク共有サーバーとして立上げます。

ラズパイも一気に普及したために、皆さんラズパイで色々な物を作っていますが、私には余裕がないので、昔から定番であるディスク容量に少し余裕を持たせたNASを作って、利用しようと思っています。

ディスク容量は 2TBです。割引で購入しましたが、安くなったものです。ラズパイの不満としてはディスクのIOインタフェースが、USBで少し遅く単体構成でRAID2のミラー化は無理っぽいですよね。

立上げのブートは仕方無く公開されている microSD ですが、システムとしてのルートパーティション以降はディスク内に配置して処理します。

ディスクはパーティション分割して、システムの置かれるルートパーティションは適度な大きさ30GBで、同様にスワップも適度に確保して、それ以外を300GB程度の複数に分割して、立上げ時に自動マウントしています。

NASとしてのデータをバックアップする方法としては、ディスクのミラーに代わる方法として、夜中から明方に毎日他のサーバーにコピーする方法で確保します。

初期システムとしては、デスクトップ用として立上げましたが、sshでリモート操作できるのを確認できてから、モニタのHDMIケーブル、キーボードとマウスのUSBケーブルを取り去りました。

今まで共有サーバーとして使用しているサーバーを継続で使用すれば、何も苦労は要らないと思うのですが、実は先日システムを構成しているケーブルに接触したらしく、システムがダウンしていて気が付かないまま数日置かれたことがありました。

そんな訳で、バッテリーバックアップを含めて安定したサーバーを作りたいと考えてます。新旧サーバー間でデータをコピーして置き換える準備をしています。

少し触れたり触っても停止しないように、ケースで覆う必要があり、安くて良さそうな物を百均セリエで見付けてきました。安っぽいですがこれで十分です。

バッテリーに電源供給するケーブルイーサネットケーブルの2本のケーブルだけが出ていて、バッテリーからの電源供給と遮断を行うマイクロスイッチにアクセスできる小さな穴を開けました。