家のテレビ同軸ケーブル

ラズパイ1B+のメール送信を保留にして、家の中に引かれているテレビの同軸ケーブルの対策を先に行ってます。

家を建てた時から、地上波のアナログ放送とFM放送の受信アンテナから同軸で家内に引き込んでいて、結局のところFMはアンテナを立てることなく終わってしまいましたが、建てた頃の昔では各部屋でテレビを見るなんて想像できませんでした。

地上波とFMは、2階に引き込んでいて、その部屋にコンセントが縦に並んでいて、2階のテレビで使用しています。

新築時からFM側は用無しとして据え置かれていました。そして地上波はそのまま1階に引かれていて、居間のテレビ用として重要な位置付けのコンセントになっています。

時は進み、アナログはデジタルに変わり、BSのパラボラを付け、この同軸ケーブルは1階の居間に降ろされ、地上波とBSのコンセントとして並び、居間のテレビが見える環境になっています。

その後、悩みに悩んで、2階でもBSは見たいのでブースターを経由して、地上波用の同軸ケーブルにBSの信号を乗せました。記憶が曖昧ですが、2階のコンセントを引き出すと、コンセント側と地上波のアンテナ側の間に分波器が入れてありました。

多分うまく見えなかったので、地上波の同軸にBS信号が漏れないようにフイルターとして付けたのかもしれません。記憶にはありませんが、他に手を加える人間はいないので自分だろうと思います。

ただ分波器のBS側コネクタはオープンのままでした。インピーダンスマッチングでも、かろうじて見えていたのだろうと思います。

そして、今回の処置は無用なFM用のコンセントを有効なテレビ用に変更しようと思い立ちました。

理由は、2階に置かれたテレビを移動して炬燵の片隅に乗せたかったのと、FMのコンセントが置かれた1階の部屋にもテレビの信号を出したいと思いました。

繋ぎ変えて、各部屋に置かれたテレビを確認すると、チャネルにより映りが微妙で、明らかにインピーダンスマッチングでの反射が起こって、相殺されるチャネルが受信できていないようでした。

近くのホームセンターに行き、終端抵抗を買おうと思い価格を見て青くなりました。たったの1個が税込みで800円近くしてました。何かの間違いだろうと買わずに帰ってきました。

接栓と同軸ケーブル、抵抗75Ωを探して、自分で作ろうと考えました。抵抗は150Ωが手持に有るようなので、2本並列で確認すると、ほぼ75Ωの値でした。

オープンだった分波器のBS端子に、作った終端の75Ωを取り付けて、各部屋のテレビを確認すると良好に地上波もBS放送も見えました。やはりアンテナじゃないので定在波は禁物ですね。

後でAmazonを検索したら、小さくて見てくれの良いのが、5個、10個、20個単位で安く売られてました。ホームセンターの値段で10個買えますね、5個も20個も価格にはあまり差がないみたいです。

でも個人では終端抵抗なんて、使う場所があまりないですよね。