ブログの書き掛けが途中になったまま

このブログもサーバーを移行しようと思い始めて、クローンを生成してWordPressの学習を試みていますが、簡単だと思いきや次に繰り返すと再現性がなく、リンクがずたずたに切れまくり何か勘違いか見落としをしているらしく、完結する前に別なことが頭をもたげて作業凍結になってしまっています。
私が以前から公開しているWeb写真も、最近言われているHTML5とCSS3の方式に変革したいとの考えも持っていますがいつになることやら、でもその中で推奨されているような一部の操作性はすでに先取りしているように組み込んでいるのがせめてもの救いでしょうか。
別な課題で、築24年を過ぎた家屋と併設したシャッター付きのオートバイ置き場、今は単なるチャリンコ置き場兼汚れたものを置く倉庫に変貌しているわけですが、これの表面塗装が劣化して粉を吹き錆も出ていました。象が乗っても壊れないと宣伝していたイナバ物置です。
隣の家にも入らせて頂きまして、屋根や外装を再塗装して、中に置かれているものを移動しながら内装の錆を補修して内部も塗り終えました。もともと気になっていた床のコンクリートも欲が出て、透明なシーラーを塗り床用水性塗料で塗装しました。
汚れか埃かわからないようなくすんだ床が明るくなり、汚れや塵も気になるくらいになってくると更に欲が出てきて、天井や内壁に断熱材を入れたいと考えるようになりました。ネットで検索すると色々な人が色々な方法で自分に合わせて改良しているようです。
以前オートバイを持っていた頃に実現できていれば中に置かれたものが錆びたり傷むことも少なかっただろうと思っています。雨で隙間から水滴が侵入して、急激な温度変化で内壁に露が付いて、換気も悪く湿度が高くなるらしく、逆に外に置かれているものより錆が進むように感じていました。
内壁に断熱材をどのように置くのかネットの情報を頼りにして色々と悩みました。最近はイナバ物置も改良されているのか詳しくはないのですが、私のは窓も換気もありませんのでこれを機会にファンを取り付けるように大きな穴を開けようと考えていて、すでに排気ファン等は手に入れてあります。
30×40mmの角材を多量に購入して、内壁に9mm厚のベニア板を貼るように木工細工を開始しています。断熱材にはスタイロフォーム25mm厚を使用する人が多いので、私もそれにならいました。久々の木工細工でかれこれ50年近く経つような気がします。当然切り刻むノミとノコギリを新調しました。
物置に固定する方法ですが、ネット上には直接穴を開けて錆びるのが気になると書かれている人もおられますが、私の場合は錆の補修で内装に至ったわけで、気にすることもなく角材をネジ止めで固定しています。
一般的に板や角材は長さが 1820、910、455mmを基準に大きさが決められているようで、できるだけ切り刻むのを避けようとして意識して考えていたのですが、イナバの物置には中央に頑丈な補強の部分があって分断するような構造になっています。当然考慮していたのですが、いざベニア板を貼ろうと合わせてみて間違いに気づいてしまいました。
考慮していたつもりなのにベニア版の910mm幅の位置から、角材の柱が25mm程ずれていることがわかりました。ノミで縦横の角材が交差する場所を全て加工した後なので、また材料を買い直して再びノミを使う気にもならなくて、横に短く切った角材を沿わせてベニア板を貼ることにしました。こんな単純な過ちを犯すなんて老いて頭が回らなくなってきているからでしょうか。悲しいですね。
暮れから正月に掛けてはしばらく木工が続くと思われます。
もう少しで内壁は完成しますが、天井はどのように行うのか今も検討中です。

秩父夜祭に少しだけ

秩父夜祭は、曜日に関係なく 12月2日と3日に決まっています。過去には土日にできないのかとの要求が出されたこともあるらしいのですが、神事なので観光客に媚を売る必要はないとの方針が貫かれているようです。
今年の祭りは3日土曜日に重なってしまった別のイベントの関係で、2日の宵宮の昼間だけになりました。過去を振り返っても友人の新築のイベントが重なった時以外は、ほぼ毎年2日間行っていたように記憶しています。
祭りは1年経てば回ってくるので、今年の分も来年に賭けましょう。そこで来年の曜日を確認したら、なんと奇跡のように土日にピッタリ重なっているではないですか。今年重なって行けなくなった妻の友人達の山岳会イベントを来年は秩父夜祭見学に向けることになれば問題ないのかと思います。
今年も残りが少なくなってしまいました。今年は遠出ができなかったけど、青木ヶ原樹海を少しだけ歩いたり、芳ヶ平湿原までも歩けたので十分です。

築24年、色々な所に問題が出ています

我が家も今の場所に移ってから、24年くらい経過したと思われます。みなさんは住まいのことでの問題はありませんか。
家の外壁や屋根の塗装は、過去に何度か業者に対応していただいたのですが、中にはちょっと技術的に問題だった業者もいました。でも直近の業者は、すでに塗装から数年経過しますが特に問題なく推移していますので、こちらについてはひと安心しています。
住まいとは別に、脇に独立した建造物としてシャッター付きの物置があるのですが、当初はオートバイを入れるために奮発して立てました。そのオートバイを維持するためのお金も時間も無かった厳しい時代を経験して、今ではただの自転車置き場になっています。
実際には自転車だけでなく、色々な物を保管する物置なので無いと不便なのですが、でも家を建ててからあまり時間を置かずに作った物置なので、塗装の表面は白く粉を吹き、屋根の外側や内側、側面の外壁や内側等にも赤茶けた錆色が目立つようになっています。実は数年前から気になっていて、まとまった時間の取れる時に塗らなければと思いながら、最近販売されている油性、水性の塗料をネットの情報で調べていたのですが、でもなかなか思いきれずに時間のみ経過していました。
痺れを切らした妻からの煽りもあって、今は仕事を離れている良い機会なのでと重い腰を上げました。一般的には錆を落として塗るのが基本で、錆止め塗料と呼ばれる分野の塗料もありますが、Q&Aを見ると錆を取り除いてから塗るのだと書かれています。
その後も色々と調べました。メーカーはアサヒペンですが、中には油性サビ鉄用と呼ばれる分野の塗料もあって、これは錆の上から塗ることができるとメーカーが推奨していますが、赤錆色とか暗緑色の製品しかないようです。でも別の分野の製品なのかな? カラーサビ鉄用と呼ばれる分野の塗料が存在していて、白やアイボリー、グレー、ライトグリーンと明るい色もあるようです。

カラーサビ鉄用

サビの上からそのまま塗れる、上塗り兼用サビ止め塗料

特長
●特殊防錆剤の配合により、サビを落とさずにサビの上から直接塗れます。
●サビ止めと上塗りが同時にできる、速乾性の一回塗り塗料なので、塗装時間を大幅に短縮します。
●シリコンアクリル樹脂が成分なので、耐候性に優れています。
●消防法上の非危険物

ポイント 特殊な強力防錆剤により、サビを落とさずサビ面に直接塗れ、しかも美しいツヤに仕上がる下塗り上塗り兼用の高性能シリコンアクリル樹脂塗料

用途
●鉄製の扉、フェンス、シャッター、パイプ、機械器具、農機具等のあらゆる鉄部、鉄製品の上塗り兼用サビ止め。

 
でも、私が手配したのは別の分野の製品なのかな、『アサヒペン – 油性高耐久アクリルトタン用 – 6KG – ニュークリーム【サビの上からそのまま塗れる】』 となっています。今ひとつ素人には製品系列がわかりづらい。これは最近発売された製品のようですね、多少毒性があって解け出したりするのでしょうか。注意として食品が直接触れない箇所と書かれているようです。

油性高耐久アクリルトタン用 New!

サビの上からそのまま塗れる塗料
プレミアムグレードのトタン用上塗り塗料

特長
●サビの上から直接塗れる、トタン用の高光沢塗料です。
●1回塗りで仕上がりますので作業性が抜群です。
●特殊強化防錆剤がサビの進行を抑え、長期間素材をサビから保護します。
●特殊アクリル樹脂の採用で耐候性が良好です。

ポイント 特殊強力防錆剤の配合により、サビの上から直接塗れ、耐候性に優れた高性能塗料。酸性雨・酸性雪・塩害に強い。特殊強力防錆剤配合

用途
●屋根、とい、ひさし、下見板、へいなどのトタン板、カラートタン、屋外の鉄部や木部

注意 食器などの直接食品等がれるような箇所や、常時水につかるところ、車のマフラーなど耐熱性が必要なところ、自動車・バイクの補修、床面、テーブルの天面には適しません。

 
外の物置なので、好き好んで舐めたりしないし、高耐久となっているので私の用途には最適なのかと思われます。
サビの上から直接塗れると言われても、やはりちょっと心配なので、以前車の塗装に傷が付いて錆びると塗っていたホルツの錆止め液を塗りたいと思いましたが、手持ちのものは残量も少なく蓋が固まって開かなかったのでカー用品店に探しに行きました。たしかホルツ サビチェンジャーと呼ばれていた製品で、このカー用品店で昔購入した記憶があるのですが見つかりませんでした。
しばらく探すと ソフト99 赤サビ転換防錆剤 が置かれていました。見た感じでは液体の色も粘度も同じようで、周囲に別のホルツ製品も見当たらないので、社名が変わったのか会社そのものが無くなったのかと思いました。帰ってから気になってネット検索するとホルツ サビチェンジャーは今でも存在するようでした。薬で言うところのジェネリックなのでしょうか…
サビの上から塗れるとしても、白い粉が吹いたままの傷んだ塗料にそのまま上塗りはできないと思い、表面の拭き取りを行いながら塗ることにしました。


少し古くなった家なので、他にも風呂場のジャロジー窓の開閉で回す取っ手が硬くなっていました。私は何の不便もなく開閉していましたが、妻が回すのが硬くて困難だと言って自分で直そうと努力していたようです。油を注したいと色々と触っていると、ハンドルセットのダイキャストと思われる本体のハンドル取り付け付近が割れてしまいました。
壊れてしまうと硬い以前に開閉も全くできません。ウ~ン参った、保守部品はあるのだろうか、経験がないので何をどうすれば良いのか全くわかりません。窓周辺を見回してもメーカーや型番がわかりません。似たようなジャロジー窓がトイレにも付いているのですが、そっちには窓自体の品名が書かれていました。しかし、形状を比較するとハンドルセットが異なるようです。
藁にもすがる気持ちでネットのハンドルセットやジャロジー窓(ルーバー窓)を調べていると 明治アルミ ジャロジー窓 修理用部品オペレーター ハンドルセット を見付けました。えっ…形状も固定するネジの間隔も数も同じように見える…でも 明治アルミ って知らないけど…???
調べると トーヨーサッシが見つかり、三和シャッターとかトステム、とか昔時々目にしていた会社名が見付かりましたが、現在は株式会社LIXIL となっているようです。初めて目にする社名で知りませんでしたが、色々調べていると交換部品はこれで間違いないと確信できました。部品としては税抜き 7,600円+税+送料が加わり少々高価ですが、背に腹は変えられないと購入手続きし、物は届いて交換しました。結果はスムーズな動きに戻り見た目も若返ったようです。なお、添付されていた交換方法の説明図には三和シャッターのロゴが書かれていました。
忘れる前にオペレーター ハンドルセットの品番を記述しておきます。 S6055R 色が白だと頭に W が付くのでしょうか、説明図には手書きで追記されているのが、WS-6055R となっていました。


次は何が壊れるのかヒヤヒヤです。明日以降も物置の塗装の続きをします。しばらくはこの作業が続くだろうと思っています。
青木ヶ原樹海を歩きたいのですが、少しの間お預けです。


昨日物置の塗装を行いました。まだ内装には手が回りませんが、屋根と側面は塗り終えました。これで一安心といったところです。妻は少しせっかちな性格を一部遺伝しているようで、風があるにもかかわらず煽られてしまい半分諦めて作業したのですが、重力に引かれて塗料が垂れるのは仕方がないことですが、風で垂れるというか、たなびくというか、風下には細かい粒子状に飛び散っていて、広い範囲に糸状の塗料や点状の塗料が付着していました。
蜘蛛が糸を出し風を利用して広い範囲に巣を作るのは時々目にしますが、塗料を染み込ませた刷毛から小さな玉が糸を引いて横に伸びていく様は、まるで沢山の蜘蛛が一斉に活動しているようでした。普段塗装なんて経験しない私としては悪夢を見ているようでした。その後の作業は気を使いながら進めましたが、でも風下の飛散は悲惨です。
塗るのも大変で時間が掛かりましたが、飛散した塗料の掃除の方が労力も時間も掛かり大変でした。遠くの細かい点を気にし出したら切りがないほど、広範囲に遠くまで付着しているので、ある程度で諦めました。数メートル離れた場所に置いた妻の車は無残なほどの細かい塗料に覆われていました。
エアーガンで塗装するなら周りに飛ぶのが想像できますが、刷毛塗りやローラー塗りで広い周囲に飛散することは想像していませんでした。今回は隣の家との境界にあるフェンスを取り外しての作業だったので短期間で済ませたい意向もあっての強硬でしたが、風の静かな時に塗装しないと二次被害が大きいという教訓です。
これから内側も塗らなければならないのですが、すでに置かれているものも多く、少しずつ中の物を移動しながら場所を確保して塗ることになると思います。…物を移動するならついでに床も塗装したいと考えてしまいます。

話題は唐突に『秩父夜祭』

何か湧いたように唐突ですが、秩父夜祭についてです。
秩父夜祭と言っても、私の住む関東周辺を外れた人が目にしたとしてもピンとこない話題だと思います。なぜこの話題かと申しますと、妻の山友達が群馬に来る予定があって日程が 12月3日との話を聞きました。そこでカレンダーを確認すると土曜日でした。
私の公開している写真に訪れてくれている方はわかっておられるかと思いますが、12月2日〜3日は毎年のように秩父に通っています。行かなかった年は友人の新築がたまたま重なった年くらいかと記憶しています。
ここで取り上げる説明でもありませんが、『全国的に有名な「秩父夜祭」は京都祇園祭、飛騨高山祭と共に日本三大曳山祭りの一つに数えられています。』 とのことで、京都のように垢抜けた雰囲気でもなく、まさに田舎のお祭りといった雰囲気です。それが私には素朴な雰囲気が感じられて好きなのです。
先にも述べていますが、今年は12月3日の大祭が土曜日なのです。なんで祭りを土日にやらないのかと横柄な事を申す人もいたとの話もありますが、神事なので毎年12月2日が宵宮で、翌3日が大祭と決まっています。そのようなことで土日に祭りが重なるのは稀であり、今年は貴重な年になっています。
とても貴重な年なので、妻の山友達を、山は崩壊や噴火があっても逃げることはないので秩父夜祭に誘ってみたら…と提案したのですが、中には好きじゃない人もいるからと却下されてしまいました。今年は色々なことがあって祭りどころではないといったところでしょうか。
これを見て、秩父に足を運ぼうと考えた人がいれば嬉しいので、毎年通っている私から見に行くためのアドバイスができればと考えます。
秩父夜祭と呼ばれるお祭りなので、夜のお祭りのように感じてしまいますが、昼間も秩父神社では神事が続きます。沿道を屋台は曳かれますし、曳き踊りもあります。2日の宵宮は開放的で、観光客や保育園児も一緒に綱を曳いたり屋台に乗せてもらっている園児がいたりします。また屋台の装飾をじっくり見ることもできますし、屋台に積まれた太鼓を覗き見ることができるかもしれません。
普段鉄道を利用しないので詳細はわかりませんが、電車なら高崎線熊谷駅から秩父鉄道で秩父駅か御花畑駅でしょうか、秩父鉄道では昼間の時間にSLも走っています。それと、首都圏から西武鉄道で西武秩父駅に着けます。
車なら祭りの会場になる市街地は昼間から夜にかけて通行止めになりますので、注意が必要です。駐車場は開催近くになると公表されますが、2日と3日で異なりますが、小中学校が臨時駐車場になります。今までは2日の宵宮は無料で3日の大祭は普通車500円でした。今年も同じだろうと思います。
どこの駐車場を利用するにも市街地は通行止めになりますので、早めの帰宅には市街地の外側を回るように迂回する必要があります。西武秩父駅に近いのは南小学校です。下郷笠鉾の収納庫の通りにも臨時駐車場になる学校があります。
大祭の3日昼間は、4台ある屋台が毎年持ち回りで歌舞伎の舞台に仕立てられ固定された備え付けになります。本町屋台と宮地屋台が担当の年は秩父神社境内が歌舞伎舞台となり、中町屋台ならベスト電器駐車場が舞台で、上町屋台の年は上町屋台庫近くの沿道を舞台にします。
大祭は、15:00頃になると屋台は休息になり、各屋台の周りに飾りの提灯を取り付けます。秩父神社からの出発の準備で神社周辺に移動します。秩父神社境内から18:00を過ぎた頃から順次、馬や神輿が出発して、中近笠鉾が先頭で曳かれると境内の外に置かれた大きな下郷笠鉾が続きます。そして屋台では1番目の小さな宮地屋台が境内から続きます。この頃で時間は19:00を過ぎていると思います。
以下順番に屋台が曳かれていきます。

sudo にハマってしまいました

最近の Linux で定番となったディストリビューションの Ubuntu ですが、一般ユーザーで作業している時に root 権限で作業する場面は時々発生しますよね。その時に 1コマンドだけを実行するには sudo コマンドを使用するわけです。使う場面としては、例えば一時的にパーティションをマウントしたり、マウントを解除したり、新しいディレクトリを生成したりと、一般的な作業で日常的に発生する頻度の高い作業です。
sudo コマンドを実行するときに、一般的にはログインしている一般ユーザーのパスワードで認証するのですが、パスワードを省略して作業したい場合もあります。問題としてはデスクトップを放置している場合に他人が操作するセキュリティですが、それよりも深刻なのはシェルの連続動作中に root 権限を必要とするコマンドを利用しなければならないケースです。この場合はパスワードの入力を求められて、対応できなくて異常終了してしまう等の結果になることが多く救いようがなくなります。
sudo コマンドの動作の振る舞いを定義するのは、/etc/sudoers ファイルですが、これを直接編集して問題を起こすと取り返しのつかない問題になるらしく、冒頭のコメントに ‘# This file MUST be edited with the ‘visudo’ command as root.’ と書かれています。
実は昔から私は一般ユーザー(自分のユーザー権限)の作業中に決まったルーチンで、ネットワークで接続しているサーバーに、データを転送したりバックアップするようなことを行っていました。この場合に mount コマンドで一時的に接続したり、umount コマンドで開放したりを動的に実行していました。場合によっては rsync コマンドでデータ転送も行っていましたが、ここで出てくるのが sudo コマンドです。ところが Ubuntu 14.04LTS から Ubuntu 16.04LTS にバージョンアップしてからパスワードを要求されるようになりました。
原因がわからずにしばらく悩む結果となりました。 sudo のセキュリティがアップされて、認証の仕様が変わったのだと思い込んでいました。今までは、NOPASSWD: のキーワードを付けて、パスワード無しで実行できていました。今でも同様の構文が記述されているにもかかわらず何故かパスワードを求められます。/etc/sudoers ファイルに記述された構文や構成要素の意味がわからず手探りでマニュアルを探していました。
ついに日本語のマニュアルを見付けました。もっともそのマニュアルを見ても表現が今ひとつ理解しづらいのですが、でも構文の使用例が多めに載せてあって何となく言おうとすることが理解できるような気になってしまいます。その内容の中に 『複数のエントリがマ ッチする場合は、順番に適用される。矛盾する値がある場合は、マッチする行の最後の値が効果を持つ。』 と書かれていました。これって同じ構文でも順序が大きく影響すると書いてますよね。 …そうでした。構成要素の最後に NOPASSWD: の定義がある構文を移動したらパスワードを求められなくなりました。
知らない、理解していない…って何をするかわからないですよね。改めて自分の知識の無さに情けなさを感じるというか、ある意味怖いですよね。何となく /etc/sudoers ファイルの構文の意味やファイルの構成順に関して少し理解できるようになりました。
最近になって解決したばっかりの問題で、無駄な時間を潰してしまった失敗談です。

USB無線LANアダプタ GW-450S

私は普段常用しているノートPCが、Linux系なのですが、最近は簡単そうなネットワーク接続で苦労しています。さすがにケーブル接続のイーサネットで問題が起こることはありません。しかしそれ以外では、接続できなくなることも時々発生しています。(もっとも世の中に利用者が多くて一般的な有償のWindows系で問題発生はありませんが。)
本題に入る前に、少し話が長くなりますが、そこに至る流れから始めます。
数年前に中古品で、かなり疲れの出ている Windows XP を搭載したノートPCを安価な価格で手に入れて常用していました。手元に来た時から発色性が悪く黄ばんだ色合いの画面でしたが、最近はさらに老朽化に磨きがかかったようになってきました。(今でも現役で活躍していますが…)
私が常用していた OS は、Linux の Ubuntu 12.04LTS でした。今年の春に 16.04LTS がリリースしたので、ざっと四年前のシステムです。さすがに新しいアダプタやソフトも対象外となっていて、手順通りにドライバ等のモジュールをメークしても機能しないことがしばしばです。
ハード的にも内蔵バッテリーは完全にイカれていて、ACアダプターが必需品の状態です。発熱もひどくて冷却ファンは常時唸りを上げているような状態です。でも、北海道などに長期に出掛けているような状況では、いつもお伴してくれるとても頼もしいやつです。もっとも内臓ディスクは購入後に1.5TBに入れ替えているので、ドライブレコーダの動画等の比較的容量のかさばる物も一時的に取り込んで保存しておくこともできます。
古い機種なので搭載部品は枯れていて、内蔵Wi-Fiのドライバは問題なく認識して動作するので、メインのメールを見たり返信したりには欠かせません。そして、公開している写真の縮小などの整理やWebデータの作成、最終的なアップロードには必需品となっています。とは言っても、購入時のOSが保守対象外となったWindows XP をベースにしているので、移動経路を収集するGPSロガーのデータ取り込みにも支障が出る状況でした。
そこで後継として、安価な新品として入手したのが、Windows 8.1 with … と、マイクロソフトが異例の代金無償で配布したWindowsを搭載したエプソンダイレクトの Endeavor NY40S です。当然現在は Windows 10 になっているわけですが…
購入してから日が立っているのですが、ほとんど活用できないまま置かれていました。何故かというと理由は、その時点の最新の Ubuntu をセットアップしても内蔵のWi-Fiが全く機能しないからです。
dmesg や立ち上げのログを確認すると、内蔵しているチップセット自体を認識しているようで、Web検索すると海外の情報にヒットするのですが、カーネルのバージョンアップに伴い扱いが変化して取り残されたバグだとか書かれているようで、時間が解決するだろうとしばらく様子見で待っていました。
今年春には待望の Ubuntu 16.04LTSがリリースしました。さすがにこれ以上放置したまま待つこともできずに重い腰を上げたわけです。残念ながら最新のUbuntuでも内蔵のWi-Fiは機能しないままのリリースでした。しかし、最近の日経Linuxには高速でWi-Fiを利用するルータやUSBアダプタの記事も多く載せられているので、これに挑戦してみようとネットワーク機器を購入した次第です。
選考基準は価格が安価な機器です。


この独り言を書き始めて(7月2日)から途中まで書いて、非公開のまま放置されていたことを最近思い出しました。すでに Wi-Fi 対応機器は利用していて、カーネルが更新されると通信できなくなってしまいますが、手動で make して probeコマンドで組み込めば接続できるようになるので特に問題はありません。本来はカーネルのアップデートに伴い自動で更新できればと思い、DKMS を調べたのですが、結局2か月の期間があったのに解決できませんでした。

PLANEX 無線LAN子機 (USBアダプター型) 極小モデル 11ac/n/a 433Mbps 5GHz専用 MacOS X10.10対応 GW-450S 手裏剣 ¥ 2,070
BUFFALO 【iPhone6対応】 11ac/n/a/g/b 無線LAN親機(Wi-Fiルーター) エアステーション QRsetup ハイパワー ビームフォーミン ¥ 5,590

未だ内蔵の Wi-Fi は機能していませんが、購入した USB ドングルで接続できるので不便は特にありません。処理が遅くて非力ですが、ブラウザでネット検索したりブログの書き込み程度の利用ならこの程度のノートPCで十分な気がします。
Ubuntu 16.04LTS に変えてから Konqueror の操作性や機能が変わってしまい日本語も表示できないようになって不便を感じていましたが、ネットで対処法を見つけて解決できました。なんと、母体となる KDE の日本語化パッケージがキーになっているなんて想像もしていませんでした。

ファスナーってみんなが苦労している?

還暦はとっくに超えている私ですが、ファスナーってどこにでも身近にあって、沢山触れているのに気に留めたことがありませんでした。
ファスナーが締まりづらかったり、スライダーを滑らしても前後が別れたまま閉じなくなったり、不具合に遭遇することは度々ありました。 でも、まっYKKじゃないからなっと頭をよぎり深く考えることはありませんでした。 昔からYKKの文字が入っているファスナーでは不具合の記憶や経験がありませんが、これだけ身近に溢れるファスナーが全てYKKのはずもなく、不具合も仕方ないことだと思っていました。
ところが妻が昨日、百円均一のダイソウで平べったいポーチのようなものを購入してきたのですが、作りや構造を気に入ったようで携帯電話を含む貴重品類を中に入れて仕事に出掛けました。そして帰ってきて気落ちしたように「昨日買ったのもうダメになった」と、放り出すように取り出しました。
話を聞くと、ファスナーが開いたままになり中に入れてたものが下に落ちて、全く使い物にならないとのことです。 安い物だし購入したのは少し離れている店なのでわざわざクレームで訪れるのも無駄な気がするとのことなので、…どれどれと私がじっくり観察することとなりました。
昨日現物を見た時にも少し気になっていたのは、ファスナーのスライダー部分を見た時に一部に何かで潰したような傷跡があったのですが、不具合のファスナーをまじまじと見ると納得しました。スライダーと出入りするリボン部分には隙間が多くて、咬み合わないような状態でもスライダーが動いてしまうのが原因のようです。そして気になっていた傷はその隙間を少し潰して狭くしていたようです。
潰して隙間を狭めているのに不具合が起きているのは、片側だけは狭められているのに、対になる反対側の隙間が広くてスースーに通り抜ける状態で咬み合せることができないのが原因らしい。今まで興味がなかったのでスライダー部分の金属は硬いと思い込んでいましたが、真鍮か何かのかなり柔らかい金属で、ペンチやプライヤーで挟んだりすると潰れたり傷が付くようです。
少し潰しすぎて隙間が狭くなったのでスライドが固くなったようですが、これでファスナーの機能としては問題が無いようです。自分でスライダー部分を初めて調整してみて思うことは、今までファスナーの不具合で捨てたものも直せたのかもしれないと今では考えています。
そこで、ファスナーの不具合をキーワードにしてネットを検索してみると、色々な人が調整する方法を写真入りで説明しています。なるほど身近なファスナーだけに考えるところはあるのですね。
頭をよぎったYKKも確認してみました。今もスライドファスナーを製造しているようですね、ウィキペデイアには、世界シェアの45%だとか、窓などのサッシ類の広告で、YKK APとかも目にしますが、同じグループ企業なのですね。

久しぶりにラズパイとLCDで遊んでます

今回はラズパイについてです。
ラズパイは当初の想像を超えた大きなブレイクが起こり、今ではネットに多くの情報が溢れ、本屋さんにも書籍が溢れるようになって、関連する周辺機器やオプションも日増しに開発されるようになったのが Raspberry Pi です。 そして、私もご多分に漏れず最初に国内販売された黎明期の入手難な時期から触れているのですが、未だ有用な実用製品として活用もできないまま役立っていません。
それには私の力量不足に多くの問題があるのですが、ただ発売初期の頃のスペックではクロックも低く、非力なシングルプロセッサでメモリも少なく、あまりにも非力過ぎて何をさせるにも役不足の印象でした。
それが時間に追われたままの生活でしばらく離れていると、なんとマルチプロセッサとなり処理能力が改善された Raspberry Pi 2 が公開されて、さらにはWiFiやBluetoothを搭載して性能を上げた Raspberry Pi 3 なる製品も出荷されました。
小さのものから大きなものまでディスプレイ等の周辺機器も次々に開発されています。2年近く前に日経Linuxの記事で紹介されていたaitendoの安価で小さなLCD(液晶ディスプレイ) 2.2インチ液晶モジュール(240×320/SPI)[M-TM022-SPI] を購入して、セットアップしてみて表示ができることを確認しました。 ただ、システムのメインのディスプレイ装置としての利用を考えた場合には、頻繁に提供されているセキュリティアップデート等の実施でカーネルのバージョンやレビジョンのアップが発生した時点で、そのままではその後の表示ができなくなくなります。
今回は、Raspberry Pi 3 の購入と併せて、保護ケースと3.5インチディスプレイとタッチパネル等がセットになっている製品を amazonで購入しました。 ちなみにそのキットに書かれた情報を記述しておきます。『Kuman 3.5インチ ディスプレイ タッチパネル Raspberry Pi 3B 2B/B+/A+ /A/B/Zero に適用 320*480 解析度 保護ケース ヒート ¥ 3,200』20160819_135344-320x180
組み立てた製品イメージは、透明な箱の蓋の部分にLCDモニタが収まっているような形状です。ただし、箱とLCDは一方向に寄ったコネクタで結合しているだけで、コネクタの反対側は空中に浮いたような不安定な構造です。何らかの方法でコネクタの反対を固定する必要があります。
製品群の中には添付のCDが入っていて、その中にたぶんマニアルや専用OSのLCDドライバが組み込まれた Raspbian が micro SDのイメージで入っています。これを使うとシステムが簡単に立ち上がり、そのままデスクトップイメージを表示できます。ただし、実用的に使うためにはセキュリティアップデートや新しいソフトの追加が必要ですが、そこで表示をしなくなります。それに日本語表示の追加等も必要ですよね。でも新しくなったカーネルに何をすれば表示できるようになるのかがわかりませんし、CD内を端からチェックするような時間の余裕もありません。
そこでネットを検索してみました。すると運良く同じLCDを扱った記事が見つかりました。さらに記事の中には最新のドライバのリンクもあり、利用する手順も書かれています。http://www.waveshare.com/wiki/3.5inch_RPi_LCD_(A)
LCD-show-160811.tar.gz をダウンロードして解凍し古いものと入れ替えました。内容について見比べると大きく更新されているようでした。ここに書かれた手順に従って実行すると再び表示できるようになりました。

./LCD35-show

hdmi コネクタに接続したテレビをモニタにするように戻すのも簡単なようです。

./LCD-hdmi

説明によるとモニタを90度づつ回転させることもできるようです。

懐かしい名水

久し振りの独り言です。昨日もらってきた珈琲ゼリーを食べました。
繁忙期の短期派遣で、家から近い少人数の会社に一月ほど通ってます。人数が少ないので社長以下 正社員や、派遣も含めて全員の顔と名前が分かる会社です。今日から夏休み期間で9日間程休みになります。
多分出本は御中元だろうと思いますが、冷蔵庫に入っていて「長期の休みになるから食べてない人は持ち帰って」との工場長の言葉で存在を知り、昨日もらってきました。
他にも冷や麦 1束と350ml 缶ビール1つをお裾分けとして持ち帰りました。ビールは昨晩遅くにオリンピックを見ながら空けました。
普段はあまり口にしないのですが、持ち帰った珈琲ゼリーを食べてみました。普段食べなれていないので、他の物との味の違いは分かりませんが、容器に書かれていた文字に何となく目をやり釘付けになりました。

黄色い北海道の絵柄の横に名水 珈琲ゼリー「羊蹄ふきだし湧水でつくりました。」環境庁名水百選の文字も並びます。製造は虻田郡京極町の工場のようです。

何故目が止まったかと言うと、昨年の秋にここの道の駅に長期でお世話になっていたからです。多分珈琲ゼリーは売店にも置かれていたのかも知れませんが、立場が異なる目線からは見えていなかったのだろうと思います。

どんな経緯からの御中元かは知りませんが、意外に世間は狭いのだと思いました。まだ体力に自信が持てる間に再び羊蹄山を登りに訪れたいと希望を抱いています。

観光バスがひっきりなしに訪れる場所で、苔が美しい透き通る湧き水が溢れるように流れ出る素晴らしい所です。定期的に清掃業者が管理しているようです。

私の写したここの写真も公開しているので、興味のある方は2015年秋の該当の写真を見てください。

群馬の高崎駅前でOSC開催

オープンソースカンファレンス(OSC)って知ってますか、私は日頃無料で利用させていただいているDDNSである MyDNS.JPシステムから送られてくるメールで、時々OSC の開催記事を目にしていたので、全国各地で開催されているのを知っていました。
近い所では、東京で過去に何度か開催されています。以前は東京まで通勤していたのですが、今の私には旅費も距離も東京は遠い存在になってしまいました。 そんな訳で、まだ一度もOSCを訪れたことがありません。
そして今回、オープンソースカンファレンス2016 Gunma が高崎駅前のヤマダ電機で開催されることになったようです。過去のことを把握しているわけではありませんが、たぶん群馬では初の開催だろうと思います。
OSCは、オープンソースに色々な立場から関わっている人達の集いだろうと理解しています。何の貢献も出来ずに一方的にお世話になっているだけの私ですが、近い高崎で開催されるので動員数を1人増やすだけでも微かな貢献かなと思い参加することにしました。

日程:2016年5月14日(土) 10:20-17:40(展示は10:30~17:00)
会場LABI1 高崎 4F イベントホール  (JR高崎駅 徒歩1分) 
    [アクセスマップ]
費用:無料
内容:オープンソースに関する最新情報の提供
   ・展示 - オープンソースコミュニティ、企業・団体による展示
   ・セミナー - オープンソースの最新情報を提供
主催:オープンソースカンファレンス実行委員会
後援上毛新聞社
   株式会社エフエム群馬
   株式会社ラジオ高崎
   群馬テレビ
   まえばしCITYエフエム
会場協力:株式会社ヤマダ電機
企画運営:株式会社びぎねっと

当日は、セミナー展示ブースがあるようです。各セミナーは 10分程度の時間なので内容の触りだけだろうと思いますが、いくつかのテーマは私にも興味が湧くようなもので、とても楽しみです。