今振り返ると通い続けたご褒美か

2023年の北海道は、私にご褒美を与えてくれたのだと思います。丁度良い機会なので、ちょっと自分の人生を振り返ってみようと思いました。

北海道は 何回目になるのだろう

1977年の夏に1人でバイクに乗り、整備されていない国道4号線を北に向かいひたすら走り、野辺地港からフェリーの手続きを行い函館港に着いたのが最初の北海道でした。

その最初の道内入りで魅了された北の大地北海道ですが、未開発の自然が残り広々とした道路が果てしなく続いていて、普段の日常からはかけ離れている別世界でした。

当初は長い独身生活の間にバイクのツーリングで訪れ、結婚してからは家族と車に移りドライブ旅行で訪れました。子供が大きくなってからは、行動が徐々に変わって自然に触れる山歩きにシフトしました。

若い頃は 誘われての山歩き

幼少期は山に憧れることもなく、自発的に出掛けることなど皆無で、近くに妙義山があったので自転車で遊びながら妙義山を歩いた程度でした。山歩きの楽しさを知ったのは、入社した会社に山岳部があってバスで出掛けるハイキングを時々計画してくれ、人数確保のために私たち若手を動員するのが切っ掛けでした。

それらの動員は今でも記憶に残る楽しかった思い出になっています。でもその頃はバイクにしか思いが無くて、色々な場所に出掛けるのが忙しい時期でもあって、なかなか山歩きには向かいませんでした。

色々な山に誘われたのが今に影響

2月の厳冬期の八ヶ岳に誘われてツェルトで寝て、行動中は鼻の下に1センチ以上のつららが下がっていたのを見たり、年末年始の谷川岳でのキャンプに誘っていただき、そこで斜面をスキーで滑り降りる話を聞いたのがずっと記憶に残り、周囲にいる同期入社より10年遅れてスキーを習い始める切っ掛けになりました。それが今でも冬の体力維持にスキー場に通うような現在に至っています。

今ではさすがに引退してますが、春先の山スキーにも誘われて、尾瀬・守門・浅草岳・北八ヶ岳・谷川岳と色々な場所が記憶に残っています。ゲレンデスキーでも本州の白馬・八方尾根・志賀高原・天元台・山形蔵王も微かに記憶があり、北海道の札幌周辺や富良野で滑った懐かしい思い出もあります。

山に興味を持つが体力が無くて最悪

家族ができてバイクを手放してからは、さすがにバイクのツーリングはできませんので山歩きに気持ちが傾き始めました。でも通勤している頃は、自分で思っているようには歩けない非力な日々が続いていました。

2009年秋は、大雪山中腹の北側にある沼の平に興味を持ち、会社のリフレッシュ休暇という制度を利用して、旭岳ロープウェーで登って歩いたのですが、途中のハイマツ等の樹木が茂る沢と登山道が重なり大きな岩が続く個所での上下動で、足腰の負担が耐え切れなくなりました。当時は登山用ストックとかポールと呼ばれる杖も無くて、4本足で歩きたいと真剣に考えました。その当時の大雪山は、本当に手付かずの大自然の中にありました。

この年は、雪も早くて9月中旬過ぎには安足間岳分岐から比布岳、当麻岳周辺が凍結していました。

沼の平は愛山渓温泉から登る

2年後の2011年に憧れる沼の平に再び訪れることにしました。前回は旭岳ロープウェーで登り裾合平分岐を過ぎて当麻乗越を通り沼の平に至ったわけですが、距離が長くなるので愛山渓温泉から入るのが普通なのだと後で知りました。

体力が無くてビバークした永山岳にも再び訪れてみたい気にもなり、愛山渓温泉から沼の平、当麻乗越、当麻岳、安足間岳、永山岳と歩いて一回りするコースの疲労度も分からないので様子を見ながら歩いてみようと考えました。

意外にも愛山渓温泉から一回りすることは、容易にできる事でした。

歩いて自信がつくと何度でも

当麻乗越から安足間岳の尾根歩きは、対岸に見える主峰旭岳と間に挟まれた窪地の裾合平が眼下に見え、タイミングよく紅葉で色付くと、まるでこの世のものとは思えない錦の景観が広がります。2015年に歩いて私は完全にここの場所に魅了されてしまいました。

会社を退職してからは自然に体力が

特に体力を付けるためのトレーニングをしていませんが、会社を退職してからは意外に山歩きをしても歩き通せてしまうのが不思議です。山の頂に立ちたい要望もなく、日本百名山を制覇する夢もないので、同じ場所に何度でも通う山歩きをしていますが、それが功を奏して今回は山からのご褒美を頂いたように感じた次第です。

今年誘われた大雪山の縦走に感謝

近所の『群馬のじゆうじん』さんに、銀泉台から大雪高原温泉への縦走を誘われました。私は秋に2度同じコースを歩いていますが、花の咲く雪解けの季節にも興味があって車2台を利用しての縦走も1人ではできませんので良い機会だと思いました。

銀泉台からの登り始めになる第一花園です。

花の咲く時期と紅葉の秋とでは別の世界が広がる

赤岳の手前にある登りに駒草平が広がっています。

コマクサの大群落が広がる世界

国土地理院の地図にもある『駒草平』についてですが、花の無い秋に2度通っているこの場所、コマクサが自生するエリアだと特に気にも留めていませんでした。でも今回歩いて驚きの光景を目にしました。周囲には高山植物の女王と称されるコマクサが溢れるように咲き誇り、登山道にも踏みつぶしてしまう心配をするくらいに多数咲いていました。

周囲にも広い範囲で沢山の群落がありますが、踏み潰しそうな足元にも多数咲いています。

白雲岳のゼブラが広がる光景

銀泉台には止める車が多過ぎて、路肩駐車も延々と続く異常な世界が見られましたが、この人達が目指しているのは白雲岳から見えるゼブラなのだと知りました。

黒白のゼブラより、私は色が移り変わる秋の錦が好みです。でも皆が憧れるゼブラも美しいです。

花で知られる小泉岳は広範囲

花で知られる小泉岳は、赤岳から白雲岳に向かう登山道から緑岳に向かう登山道も含めて広範囲に色々な花が咲き誇っていました。NHKの朝ドラ「らんまん」で植物学者マキシモヴィッチの日本国内での助手(プラントハンター)の話が出てきましたが、実在の人物で 須川長之助 という人がいたようです。

そこから命名されたチョウノスケソウも咲いていました。白い花でちょっと見は同じ頃に白い花を付けるチングルマと混同されそうな花ですが、花弁数や葉や茎が大きく異なっているので見分けられるそうです。

チングルマは花弁5枚、チョウノスケソウは8枚でしょうか、中心が黄色く花弁が白で間違えそうです。

その周辺にも色々な花が咲いていました。

小泉岳から緑岳に向かう登山道はウルップソウ

礼文島のエゾカンゾウ

初めて訪れた礼文島ですが、島内全域にエゾカンゾウが咲いていました。エゾカンゾウは、サロベツ原生花園しか私の頭には無かったので、驚きと昔の霧ケ峰高原を黄色く染めていたニッコウキスゲの花を思い出しました。今でも残されて群生している黄色の花に本当に感動しました。

2023年は色々なことを再発見した年でした。

今年も北海道に行きます

ここ数年は毎年のように行っている北海道ですが、今年も行くことになりました。

日程は、6月11日の12時 新潟発で小樽に行きます。帰宅の日程は未定です。

例年通りに写真は数日後には公開できると思います。昨年のようにトラブルがあれば、帰宅しての対処となります。(その時には期待していた方ごめんなさい。)

そろそろ年齢的にも限界かな

そろそろ無理のできない年齢になってきているので、長期間の日程での山歩きは今回が最後の年になるかもしれません。

今年の大きな 2つの目標

大雪山の縦走 (これだけを 2人で)

今年は目標が何点かありますが、1つ目は近くに住む『群馬のじゆうじん』さんと、大雪山の縦走を考えています。そのコースは、例年の紅葉期に車の規制が行われる銀泉台と大雪高原温泉間を歩くコースになります。

秋に車の規制が行われる銀泉台と大雪高原温泉は、個々にシャトルバスが人員の輸送を行うのですが、双方の期間がずれていて両方が重なる数日の期間があります。そこを利用することで縦走も可能になるのですが、その日数と天候から好条件での縦走は難しくなります。

そこで規制が行われる期間を外し、車を2台使って1台を縦走の目的地の大雪高原温泉に置き、反対側の銀泉台にもう1台で行き、そこから縦走して2台の車を回収して戻ります。日程的には、7月8日頃でしょうか。

礼文島の散策 (単独)

2つ目は、何度か行こうと思いながら今まで行けなかった礼文島に、数日間滞在して歩いてみたいと思っています。日程は、6月中旬以降になりそうです。

名残惜しい気になる場所

3つ目以降は、花の咲く時期が気になっている場所で、天候との様子を見ながら訪れようと考えています。

  • エゾカンゾウの咲くサロベツ原生花園、礼文島と対になるかな
  • 夕張岳
  • トムラウシ山
  • 風不死岳と樽前山
  • 旭岳ロープウェイ姿見駅の周辺

それと、行く機会の少ない東北

遠くて単独ではなかなか予定を組めない東北です。北海道の帰り道に良い機会なので付け足しで回ることにします。

恐山菩提寺の硫黄泉

昨年初めて入浴した恐山菩提寺の温泉ですが、なかなか風情のある温泉小屋でそのファンになりました。丁度良い機会なので、また寄って入りたいと考えています。

訪れたことの無い鳥海山

歩けるかは分かりませんが、鳥海山とそのアクセス道路のブルーラインのドライブもできればと考えています。

山容が気になる岩手山

八幡平を通る時にいつも南に見えている気になる山容の岩手山、時間が許せば立ち寄りたい場所です。

本年も宜しくお願いします

歳を取ると一年が速いですね。もう2022年の幕開けです。新型コロナウイルスで不自由な生活に制限されてから、既に3年目に突入です。

何をするでもなく過ぎる日々

ここしばらくはブログでの囁きも忘れたまま時が過ぎていきました。ここに訪れてくれている数少ない人達は、こんな世の中を上手く乗り越えているのか気になるところです。

心静かに過ごしたくて、あがいて今が

私のコロナ禍以前からの数年は、体力維持やボケ対策として夏から秋はキャンプや軽い山歩きで風景に触れたくて、冬はリフト券の安いシニアデーにスキー場で数時間滑って過ごすのがルーチンワークになっていました。

一昨年、去年は気を使いながら

コロナ禍での制約もあって、思うようにはなかなか出来ていませんでしたが、行動できるチャンスを見付けて出掛けるようにしていました。

一昨年と去年の北海道を比較して思い出すと、一昨年はコロナ蔓延の一年目で、オリンピック・パラリンピックが延期になり、気を使いながらも行動は何とか出来ました。

ところが去年は、いつも利用していた旭川市のキャンプ場が、オリンピックやパラリンピックの会場の関係もあり、夏の感染ピークの対策から9月末まで閉鎖されていて、色々な道の駅を頼りに過ごす不自由な生活を強いられました。

新コロナも一時下火にはなったものの

そして、3年目となる暮から年が明けた今年に掛けては、新しい変異のオミクロン株が広がり出してきているようです。さてこの後の流行がどの様な流れで進むのか気になるところです。

今年1年の目標

年が明けるとおぼろげながら始まる1年を考えたりしますが、今年も見通せないのが残念です。一昨年より少し慣れた去年の方が、規制で制約された中でも活動が出来たような気がしています。

慣れてきた3年目は、さて

コロナにも慣れた蔓延3年目は、安心仕切った行動をしなければ活動範囲を広げられるだろうとの望みがあります。

花のあるトムラウシ山

今年の希望は、秋以外の季節にトムラウシ山に登ってみたい。多少雪が残る花の最盛期に訪れてみたいです。数年はコロナ禍でチャンスを断ち切られたのが残念でなりません。

大きく広がる御鉢平

それと、北海道の主峰旭岳の東に位置し、大きく口を開けた火口の御鉢平の周囲を回ってみたい。ここは特に季節にこだわりは無いものの雪解けの水量の少ない季節が適しているのではないかと考えてます。

秋の裾合平の紅葉

秋の紅葉期に、表大雪の当麻岳から安足間岳への稜線から見下す旭岳との窪地である裾合平は、まだ納得した状態ではなく機会を待ち歩きたいと思っています。

今年も目標は体力維持

もう残りが少ない人生です。他にも心残りはありますが、活動できる健康年齢にはリミットがあるので、今年も体力が維持できるように努めながら過ごしたいと思います。

下仁田のジオパーク

厄介な新型コロナですね

新型コロナが蔓延している年に動きづらいのもありますが、北海道から帰宅してからの外出は、谷川岳、青木ヶ原樹海、程度しかありません。

例年ですと12月は、2日と3日に秩父の祭に行くのが恒例でしたが、神事は粛々と行われるものの笠鉾や屋台は無く、最短経路で番場通りを通過すると聞きました。花火は行われたようですが、行きませんでした。

初冬の恒例行事的に毎年見ていた祭に行かないと、何か抜け落ちたような空虚な気分になります。

気になっていた下仁田ジオパーク

そんな訳で、近くに居ながら足を運んでいなかった下仁田のジオパーク展示施設に行ってみようと思い立ちました。

旧小学校の校舎にパンフレットや周辺の石が展示されていて、2階には有料で色々な説明資料が置かれていたようですが、そこは見ていません。

旧校舎外には大きな字で、ネギとこんにゃくジオパーク? 的なキャッチフレーズが貼られていました。

子供の頃からの生活空間

今は公園になっているらしい青岩周辺は、昔小学生だった頃の遠足で訪れました。周囲の色合いだとかをおぼろげながら記憶しています。そして下仁田のキーワードで連想するのがその風景です。

生活空間の一部を再認識

北海道十勝の鹿追ジオパーク職員の大西さんとの話に出た下仁田ですが、近くで日常的に生活している空間の一部なので、自然に知っている部分もあり改めて深く知ろうとしていませんでした。

有名な中央構造線て身近な存在

昔の理科か社会か忘れましたが、中央構造線やフォッサマグナを知りました。航空写真で見ると良く分かる壮大な筋状の変化が見て取れます。その中央構造線の東の延長が下仁田町を通っている意識はありませんでした。

当然と言えば当然だなと感じますが、荒船山や妙義山、群馬県から長野県へは峠を登り上げるように繋がっている地形の構造、無意識に触れていた自然も良く考えれば不思議な造形美を感じます。

身近な自然に秘められた神秘

今は少し離れて藤岡市に移りましたが、生まれてから40年近く生活していた富岡市は、私が産まれる更に前の、富岡市になる前は南牧村や下仁田町と同じ甘楽郡でした。

高崎駅からローカル線の上信電鉄で富岡駅、終点の下仁田駅と続きます。小さい頃は鏑川で泳いだり、手でも崩れる崖を崩すと化石があったり、上流の大きな石や岩の流れの中で遊んだりしました。

妙義山も身近で、中学生の頃は自転車で遊びに行くような遊び場の1つでした。当時は富岡製糸場も遊び場の1つで、ユネスコの世界遺産に登録されるような場所とは思いもしませんでした。

過疎地にある老舗のお菓子屋

下仁田に足が向いたのは、ジオパークの件は勿論ですが、南牧村にある老舗のお菓子屋に寄ってみようと思ったのが、もう1つの理由です。

創業は明治と古いお店

そこは南牧村磐戸の信濃屋嘉助と言うお菓子屋で、義母が時々口にしていて、ここの草餅が食べたいと色々な場面で言っていました。その時は今も操業しているのか疑問でしたが、検索すると健在のようでした。

お店の所在地はジオパーク隣接

下仁田ジオパークに近く、その範囲と思われる距離内に位置するお店です。店の外のディスプレイには草餅と団子をアピールしてました。

車を停めるには、向いに狭い屋根付き車庫が駐車場になってましたが、店に寄せ路上に置く人が大半のようです。通りの道路は狭いものの通行量も少ないため、短時間の買物では問題なさそうです。

地域に溶け込むためか色々な製品

ここでしか買えない『炭のまんじゅう』が有名のようですが、それは買わずに『しろつばらくがん』を買ってみました。味噌味の白餡が入った落雁で、形も食感も違いますが、群馬のソールフード焼きまんじゅうを頭に浮べる独特の香りがあって、これはなかなか旨かったです。

最近になってブレイクしたらしい

今も操業している?なんて失礼な事を思ってましたが、ホームページを新たに立ち上げているようで、shinanoyakasuke.com では、内容を覗いて見ると、うどんや赤飯等も作ったりして精力的に活動しているようです。失礼しました。

ブランデーケーキも逸品らしい

それと、義母も口にしていたブランデーケーキも一緒に買ってきました。まだ、食べていないので外から見ただけの話ですが、妻が重くてズッシリした手応えを感じると話してます。価格は1,400円でした。

住んでいる藤岡市近辺でこんなケーキを購入したら、この値段では手に入らないと妻が申しておりました。

私も洋菓子のシェリエで半年とちょっとバイトしたことがあり、バームクーヘンを含む色々な菓子を焼いたり、加工の経験もあります。どんなのか食べるのが楽しみです。

次はカメラを持ってじっくり観光

今回は、下仁田ジオパークの観光もざっと下見をした程度なので、じっくり時間を掛けて歩きたいと思っています。その時にはまた信濃屋嘉助で、別なお菓子を買って帰りたいと思っています。

北海道から帰りました

10月8日の夕方 17:00 に、小樽から新潟行のフェリーに乗って、9日の朝9:15に新潟港に着き、一般道を走行して、16:10 には群馬県藤岡市の自宅に着きましたので、走行時間は約7時間でした。

いつもながら色々なトラブルは起きていますが、帰るフェリーに乗る前日に羊蹄山に登ったのですが、その時の写真と前日の洞爺湖周辺を見学した写真が残せませんでした。

記録媒体のmicroSDのファイルシステムが論理的に壊れていたらしく、ボリュームやファイルとして形になっての書込みができなかったらしく、一般的な消去や初期化されたファイルを救い出すソフトをネットで調べ、一応ダウンロードして試してみましたが、ファイルの形になっていないものは当然ですが救えないですよね。

そんな事で道内最後の日や、前日の日の時間を取られてしまい、無い写真を言葉で表現して少し補うにも手が回らないで、整理できていません。

色々なことが起こるもので、使っているスマホも古くなり既に修理対象外の機種になりますが、充電用にUSBケーブルを接続していても、バッテリー残量がみるみる減っていき 0%表示になってシステムダウンしてしまいます。その後に時間が経って確認しても増えない状況です。

そんな状況でもだましだまし使っていましたが、ついに 0% から残量が増えないで、リブートを繰り返す状況になりました。スマホが全てそうなのかは不明ですが、一般的なパソコンのように電源を落としてバッテリーに充電する様な動作にはできないようで、システムとして稼働できる状況になる前に再起動してしまいます。

北海道にいる期間に、こんな状況にならなかったことを喜びたいと思います。道内にいる頃にも、グーグルナビで移動中にバッテリー残量が 0% になってダウンする事もあり、その兆候は見られたものの何とかリカバリーできていました。

gotoキャンペーンで、帰りのフェリーについては、減額された金額で精算してくれましたが、行きのフェリーでは、利用した証明をメールで問題のスマホに送ってきています。これにも申請期限はあるのでしょうね、どのような書類を取り揃えるのかも含めて調べないといけません。

今の状況では、電話の送受もメールの送受もまともにできないので、スマホの機種変更をしなければならず、店舗の場所や開店時間、連絡先をネットで調べると一般的な商店の開始時間や蕎麦屋の開店時間みたく遅くて、24H対応のネット店舗で機種変更することにしました。

落ち着くまでにまだまだ時間がかかりそうです。

いつものキャンプ場に来たものの

昨年ニアミスしてしまった愛山渓温泉から入るコースで、大雪山旭岳が近くにそびえ立ち、沼ノ平から紅葉の裾合平を見下す尾根を登りながら回るコースを目指して道内入りしました。

今年は想像もしていなかった新型コロナウイルスの影響もあり、無料で長期に渡り夢を見させて頂いていたキャンプ場が有料に変わりました。

長期間滞在しての北海道の山歩きも、今年が潮時かなとの思いもあります。理由は色々ありますが、歳を取って面倒になった事、キャンプ場が有料になって面倒くさく感じるようになったこと、あちこちが混んでいて車中泊も面倒に感じ出した事、色々とあります。

キャンプ場の有料化も、1泊300円で、シーズン券は9000円です。30日以上の利用で元なので、シーズン券を購入して、例年のようにベースにして、移動を考えてましたが、思わぬ障壁にヒグマが立ちはだかりました。

近くにヒグマが出ていて、何度も目撃されているらしく、少し離れた散歩コースの森の湯へも歩かずに車で行くように案内しているのだとか、キャンプ場も場合に依っては閉鎖になる事もありえるのだそうです。

その場合には、シーズン券はそれまでとなってしまうようで、返金は無く無駄になってしまう。仕方無く3泊分の900円だけ支払いました。延長は簡単ですが、数日は天気悪くてソーラーパネルも開けません。

明日で3泊になりますが、テントも立てていませんし、暫くは道の駅での車中泊で過ごし、日帰りピストン登山を楽しむ方向に、考えを方向転換しようかと思ってます。

ヒグマの出没も大きな想定外の変化の1つでした。

GPSロガー GT-740FL

もう 5年も使用しているGPSロガーがあります。形状はUSBメモリーを少し大きくしたような四角い棒状の物です。

これは当時、安くて位置の記憶ができそうなGPS製品をあちこちで探していて、たまたまネット検索中に秋月電子通商で見付けて購入した物でした。

試行品的な扱い?

当時の製品紹介に書かれていた文句はアマチュアとか自作で遊ぶマニア向けのキット的に受け取れるような内容での説明だったように記憶しています。今でも同様に販売されていて、当時の価格プラスアルファ(税込み4,450円)で表示され売られています。

当時は洒落た物が…と思う

これは充電式で、通常のUSBポートを持ち、パソコンや充電器に接続して充電して利用します。大体は1日程度の稼働ができるようで、色々な場面での軌跡収集に利用しています。

アプリが付属

購入前にどの様に利用できるのか心配したのですが、管理するアプリケーションが添付されていて、Windowsで動作します。購入した当時は、Windows 7 だったように記憶していますが、10 にバージョンアップしても問題無く利用できていました。

付属アプリケーション CanWay

突然収集日時が昔に

そして昨年だったと思いますが、収集したデータの日付がいきなり 1999-xx になってました。

写真に位置情報を後入れ

実はカメラで色々な被写体を写して、日付と時間から突合せて撮影場所を特定する作業を、家に帰ってからまとめて自動で写真に書き込んで整理していました。

日時が合わない問題に直面してうろたえました。何か代替を購入しなければ、とか色々な事が頭の中を駆け回り、ネットを検索中に秋葉原の老舗 小沢電気商会が閉店の記事とかも目にしました。

秋月電子と小沢電気を錯覚…

混乱した頭の中で、冷静になって今考えると秋月電子と小沢電気が一緒になっていたかも知れないです。

誤って古くなる日時をパッチ修正

仕方無く取出した日時をシフトさせて、今の日付に置換する姑息なパッチを作成してその後は応急対処していました。

そして昨日になってネットでパーツを探していて、久し振りに秋月電子のページを目にしました。あれ?店を閉めて通販はしているのか…と、かなり勘違いした思いで調べると店も開いてるらしい。

そして、愛用してパッチまで作成して利用している GT-740FL も売られている事を知りました。また買い直そうと思いながら色々と見ていると、パソコン上のアプリケーションの説明がありました。

1.1.09 バージョンではない

それによるとバージョン表示のような 1.1.09 と 1.1.12 があるようで、自分のパソコンには両方がインストールされていました。そして説明では、バージョンでは無く製品によって使い分ける必要があるらしい、GT-740FL には 1.1.09 が対応しているとの事です。

秋月電子からダウンロードできるアプリケーションは、1.1.09 の後に日付を連ねたファイル名になってました。

最新版に入替え

早速パソコンから古いのをアンインストールして、去年の日付のアプリケーションをインストールし直しました。 何と姑息なパッチ等必要は無く、正しい日時でデータが作成できているではありませんか、ロガー自体に違いは無いようです。

GT-740FL 復活です

これで当分の間、愛用していたGPSロガーは続けて愛用できるようです。そのように考えると安い買い物だったと改めて感じました。

GPSロガー利用の用途

写真の位置情報の追加以外には、ドライブした時の経路、山歩きの経路確認にも重宝してますが、冬に出掛けているスキーでは利用したリフトの利用回数と利用した場所を後から確認するのに便利に使ってます。

旭川市ついに有料化に

旭川市21世紀の森が有料化へ

毎年のようにお世話になっていたキャンプ場が今年度から有料化に踏み切りました。色々な情勢から仕方のないことです。

場所は、旭山動物園の奥

旭川市の外れに位置するこのキャンプ場は、北海道の最高峰である大雪山旭岳を持つ東川町の少し北東に位置し、大雪山の裾野にあります。

市街地からキャンプ場に向かう途中に、あの全国的に有名な旭山動物園があります。年間パスポートを購入していれば、少しの空き時間でもいつでも入園できます。

こことの付き合いは長い

私とこのキャンプ場との関わりは長く、子供達が小さかった頃にバンガローを借りて連泊した頃からの付き合いです。その頃からキャンプしている人達もいましたが、ここが無料で利用できることは知りませんでした。

独りでのキャンプは夢のよう

私がここでキャンプするようになったのは、長く勤めていた会社のリフレッシュ休暇と夏休を一緒に取って、長期キャンプと山歩きをしたのが切っ掛けだったように記憶しています。

独りで訪れてのバンガローは高価で高級過ぎるし、費用を削る目的で1人用のテントでキャンプしていました。その時になってキャンプが無料だったのを知りました。

水場も利用でき、トイレもあって、浸かるだけですが温泉も入る事ができました。市街地から遠いので買出しが難点ですが、それ以外は天国のような空間が広がっています。

有料化の話は聞いてました

実は一昨年に訪れた時に、有料化検討中とのアンケート調査をしていて、避けられない事だと思いながら記入していました。昨年訪れた時にはまだ無料だったのを知り、今年度は見送られたのだろうなと思いながら利用させて頂きました。

今年度からの利用料

2020年度料金表

キャンプ利用は、1人1泊300円、1シーズン券9,000円となったようです。これはちょっと痛い出費です。1月以上連泊ならシーズン券しか無いですが、温泉森の湯も1回100円で、なかなか悩ましいですよね。

ウイルス騒ぎの今年に行けるのか

世界的に大きな広がりを見せている新型コロナウイルスですが、北海道はどのような推移を見せるのか気になります。気持ちは行って愛山渓温泉から当麻岳や安足間岳、永山岳を目指したいけど、これからの成り行きが心配です。

今年も行けるのだろうか?

折畳み太陽光パネルを購入

車のバッテリーから利用の危険

アウトドア環境でPC(ノートパソコン)を利用する時に長時間になる場合は、車のバッテリーから電気を供給する事が多いのですが、エンジン停止のままだとバッテリー上がりを起こす危険をはらみます。

太陽光エネルギーでエコへ

そんな理由から、晴れている日中なら太陽光のエネルギーで利用できれば理想と思い折畳みの太陽光パネルを購入しました。

太陽に向ける台を作成

それとアルミの角材を材料として購入し、パネルを立て掛けるためのフレームの台を作成しました。

電気利用ならバッテリー必須

パネルの裏にはコントローラーが付いていて、安定した電力を必要とするなら12Vのバッテリーの接続が必須になる仕様のようです。

太陽光パネルから直接取出し

コントローラーを使用しない場合は、太陽光パネルから電気を直接取り出す事ができ、直にモバイルバッテリーを接続できるようで、接続するお互いの電圧仕様が一致するのか疑問もあります。

車の12Vバッテリーから直接PCを利用するために、PCのAC電源アダプターと同じ出力電圧 19Vに変換するDC-DCコンバータがあります。それを太陽光パネルの出力に直接接続するとかなり不安定な動きで、入力も出力も23V位の電圧値を示し、値がフラフラと変化したままになってます。

太陽エネルギーを大容量充電

別にポータブルバッテリーも購入手配しました。それを充電する入力電圧が、アマゾンの販売ページから写真を見ると21V〜24Vとの仕様になっているようで、12Vから24Vに昇圧するアダプターも手配しました。

エラーで充電できない

しかし、期待していたのですが、エラーとなって充電ができません。電圧値を確認でき、電圧の微調整ができる環境を用意して確認すると電圧値が大き過ぎるようです。

花豆を買って帰りました

シーズン最後のスキー帰りに花豆ゲット

シーズン最後のスキーに、湯の丸スキー場に行きました。帰りに恒例の昼食として小木曽製粉所上田店の蕎麦ですが、通り道の温泉施設 湯楽里館に回りました。

約1年前の記憶にあった建物は果物や野菜の店

久しぶりに地ビールを飲みたくなり、購入を考えて少し回り道して湯楽里館に立寄ったのですが、購入の記憶が残る建物には地ビールがありませんでした。そこは果物や野菜を置く店舗に変更になっていて、ここで目に付いたのが乾燥した紫花豆で、調理したこともなくて迷いましたが購入しました。

重量記載はなく価格と生産者名のみ

特に袋には重さが書かれてなく、ラベルには生産者の名前があり価格は700円と650円でした。品質と価格差に因果関係を見いだせずに、安い650円の物を選んで買いました。帰ってから重さを測ると丁度300gでした。

自分で調理が必要な乾燥している花豆を購入したのは初めてです。金額的に高いのか安いのかも分かりませんし、調理方法も知りません。

思っていた以上に貴重な食材らしい

楽天とかでの販売情報からは、思ってた以上に高価な食材らしく、300g / 650円はかなり安い買い物らしいです。

何気なく食べていたけど、でもどのような物

後から色々知らべてみると正式名称は、ベニバナインゲンで、メキシコの高原原産で、導入当初は観賞用で暖かい地域では、花が咲いても実を付けないらしいです。寒冷な場所として栽培地域が特定されるため、長野県や群馬県の高地で栽培されているようです。

ネットの情報ですが、農家で花豆が売られていた場所には、水で戻すのに4日から7日位必要だと書かれていたらしく、それを検証した内容が説明されていて、その記事では 3日位で重さが頭打ちになると書かれてました。

これらのネット情報を参考にして、水で戻す作業をしています。

自分で吸水の検証、最適は1週間位か

自分でも吸水の検証をしてみたのが、次の記載ですが、4日過ぎても少しずつ増加しているようで、まだ水に浮いていて硬い豆も存在しているので、本当にちゃんとした吸水をさせるなら1週間位が妥当かと思います。

  • 3/14 夕方 300g 吸水開始
  • 3/15 07:00 323g
  • 3/15 19:00 650g
  • 3/16 06:50 702g
  • 3/16 20:45 739g
  • 3/17 06:30 745g
  • 3/17 20:30 761g
  • 3/18 07:20 768g
  • 3/18 21:00 780g
  • 3/19 06:30 787g
  • 3/19 19:00 795g (300g ⇒ 800g 吸水5日)

1週間は待てずに硬めのものを選別

約1日で皮が水を吸い、少しずつ中に浸透していくのでしょうか

吸水を待つのが我慢できずに一部の豆を炊き込んでみました。

炊飯時に花豆を混ぜ炊き込み御飯

炊飯時に混ぜて炊き込む方法は昔からあって、色々な豆で行われているので、水を吸わせても硬めだった豆を選別して、適当な分量を混ぜて炊き込みご飯を作ってみました。

ネットで紫花豆の炊き込みご飯を見掛けない

高い花豆をご飯に炊き込むのは勿体無いから作らないのでしょうか、特に違和感なく美味しくいただけます。

食べた感想は、思っていたより歯応えがあって、一般的な栗ご飯のような感じです。花豆で炊き込みご飯の情報をネットで見掛けませんが、これもありかなと思います。

紫花豆を単体で少し甘く煮込んで、市販のものと比較を楽しんでみようと思います。